コッパ・イタリア５回戦が１５日に行われ、本田圭祐選手の所属するミランと２部のスペツィアが対戦し、本田選手がミラン加入後初となる先発出場を果たしました。この試合は３－１でミランが快勝。本田選手が３点目を決め、ミラン加入後２試合目の出場で初ゴールを挙げました。

この試合、本田選手は６４分に交代しピッチを後にしました。
本田圭祐選手は、ミランで一定の評価を獲得していましたが、今回のゴールで更に評価は上がるのではないでしょうか。やはり本田選手“持ってます”ね。

ちなみに、コッパ・イタリアとは、イタリアのサッカークラブによって争われるカップ戦で、セリエＡのみならず、下部リーグおセリエＢや、セリエＣ１、セリエＣ２、セリエＤのクラブが参加します。日本で言うところの天皇杯に相当する大会です。一時的に中断した時期もあったようですが、第一回大会は１９２２年に行われた歴史ある大会です。優勝チームには翌シーズンのＵＥＦＡヨーロッパリーグの出場権が与えられ、ユニフォームに“コッカルダ”と呼ばれるイタリア国旗色のラウンデル（空軍機の国旗マーク）をつけることが出来ます。

これが優勝チームが付けるコッカルダです。
この大会は、準決勝以外は、１試合で決着をつけるトーナメント方式となっています。準決勝のみホーム・アンド・アウェー方式の２試合を行い、２試合の合計得点で勝敗が決定します。試合は、１回戦、２回戦、３回戦、４回戦、５回戦、準々決勝、準決勝、決勝という流れで行われます。

本田選手の所属するＡＣミランは今回５回戦に勝利したので、次戦は準々決勝となります。次戦を含め残り４回勝利すれば、優勝が決定します。ちなみにＡＣミランはこの大会では過去に５回優勝しており、もし今大会で優勝すれば、２００３年以来１１年ぶり６度目の優勝という事になります。

参考までに、過去最多優勝のクラブは９回の優勝経験のあるユヴェントスＦＣと、ＡＳローマのようです。現在、長友佑都選手が所属するインテルは２０１１年に優勝していますが、今大会は既に敗退しており、本田選手の所属するＡＣミランとの対決はおあずけとなっています。

本田選手が加入したＡＣミラン、コッパ・イタリア優勝なるのでしょうか。今後の試合にも注目です！