【動画】「見たら絶対忘れられない90秒のビデオ」 内戦が変えた、少女の人生。

何気なく毎日生活している事が、いかに幸せな事なのかを、改めて感じさせてくれる、この動画は必見です。フィクションのようですが、ノンフィクションかと思ってしまう程の、リアリティがある動画です。

この動画が、「見たら絶対わすれられない90秒のビデオ」だとネット上で大きな話題になっています。

 

(以下 ロケットニュース24より)

 

・もしイギリスで内戦が起きたら......

話題となっている90秒のビデオを制作したのは、イギリスの非営利慈善団体「Save the Children UK」だ。2011年に勃発し、現在も続いている政府軍と反体制派によるシリアの内戦で、1万人以上の子供たちが死亡し難民は250万人に達している。「もしシリアと同じような内戦がイギリスで勃発したら?」という設定で、ひとりの少女の日常のひとコマを切り取る形でビデオは描かれている。

 

・幸せな少女のありふれた日常

まずビデオは、ある少女の8歳の誕生日から始まる。8本のロウソクを立てた豪華なケーキを前に家族全員にお誕生日ソングを歌ってもらい、彼女の顔は幸せそのものだ。お菓子をほおばったり、ママの口紅をこっそり試したり公園で友達と遊んだりと、8歳の少女のありふれた日常の一瞬一瞬が出される。

 

・内戦が勃発して生活が一転

しかしイギリス国内で内戦が勃発。新聞には「政府が厳戒令を発令」という見出しが躍り、テレビのニュースでは緊迫した情勢が報道されるようになる。そしてついに彼女が住む町にも戦火が広がり、爆撃機が上空を飛びかい食料の入手も困難になっていくのだ。

 

・そして1年後の9歳の誕生日

父親は政府軍に捕らえられ、命からがら母親と難民キャンプに逃れた少女は9歳の誕生日を迎える。短いろうそく1本を立てたパンを前に、母に「願い事をして」と言われた彼女は、ただ涙を流すばかりである。

 

・自分の身にも起こりうること

YouTubeで公開されて以来、再生回数が2500万回を超えた同ビデオは、「自分の国で起きていないからと言って、何も起きていないわけではない」というメッセージで締めくくられている。同団体はこのビデオを通して「シリアと言う遠い国で起きている事ではなく、自分の身に起きていることだと考えて欲しい」と訴えかけている。

 

自分がどれだけ恵まれているか自覚して、普段当たり前に思っていることに感謝の気持ちを忘れてはならないだろう。シリアの情勢が少しでも早く改善され、国民が元の生活を取り戻せる事を願うばかりだ。

 

(以上 ロケットニュース24より)


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